生まれながらにして変わり者
自分は本当に変わっていた。
母親のお腹にいた頃、母が入院中に精神がおかしくなったのか、「お腹の中に蛇がいると!」と言っていたそうな。
そして母は妊娠中にストレスからか、灯油の匂いを嗅いで精神を落ち着かせていたり奇行が目立ったそうな。
そして私は生まれた。
物心がついた時から自分は、猛烈に長いものに興味を惹かれた。
電線や紐が目には入ると興奮した。
特に蛇が大の大好きだった。
興奮して毎日、蛇の図鑑を見ていて飽きることがない。
小学校低学年の時の図工の時間に、好きな動物園の絵を書こうということになり、自分はその時ニシキヘビが好きであり速攻でニシキヘビの絵を描いた。
しかし、子どもにして蛇が好きなのは変わっていることと理解していたので、周りから変な子供と思われないように、あえて興味のないキリン、ゾウの絵を書いてカモフラージュした。
そう言う周囲から目立たないようにしようと言う意識は、この時から生まれていたのかもしれない。
そしてまた灯油の匂いを嗅ぐととても気持ちよく感じていて、ガソリンスタンドの匂いもなかなかいけたw。
これは自分が母のお腹にいたときにそういう気持ちを発信していたのか、それとも母の精神的な部分を引き継いだのかは分からない。
もし発信していたのなら、「バキ」の漫画に出てくる主人公バキの父親、範馬勇次郎が母親のお腹にいて強烈に気持ちを発信していた時と類似するのではないかと思うと、一人テンションが上がるのであるw。