ヒデスのブログ

人生33年目にして再スタート rの住人を目指す愚か者の記録

第1章  「幕開け」 

よし! 

取り合えずは審査通った! 

これで道は開けた!

あとは会社を脱出するだけ!

 

ようやく人生に光が差したような気がしました。

これで新たに人生を再スタートできる!

楽観的過ぎではありますけど...

 

確かに色々とこれからが大変、それは分かっている。

 

勿論書類には保証人が必要で、親に保証人になってもらいましたが、実は親には仕事を辞めてフリーランスで生きる、とは言ってはいません。

 

父親は世の中の変化に敏感ですし、理解のある人だとは思います。

でも現段階でフリーで生きるのに、レベル0の自分が会社員として生きるのが辛いから、一旦辞めてフリーで再スタートするので引っ越しします、なんて言ったら基本反対すると思います。

 

前に仕事を辞めて色々やりたいことがある的な話をしました。

父親は「安全なマージンを敷いた上でやってくれ」的なことを言われたことがありました。

 

だから、とても本当のことは言えません。

 

母親においては心配性な性格なので、絶対に言ってはNGなのです。

母親のことが嫌いと言うわけではありませんが、昔から心配性、不安症で、その気持ちを人に共有させようとする所があります。

また、よく自分が夢を語っていると、「無理だからやめたほうがいいよ」とか「失敗ししたらどうするの?親は助けられないよ!」など言われてきました。

 

それだけ母に実現性低いと思われるほど、自分の努力の至らないのもあります。

 

でも親には結構否定されてきたことが大きく、自分は人に迷惑をかけないように平凡に生きなければならないんだと感じ、「人間なんてつまらない生き物だ」とよく思っていました。

 

もともとコンプレックスがあって自信が低い自分に、更なる自身損失へと誘われていたようでした。

 

親からの影響は大きいものです。

 

当時、ニュースでホリエモンが捕まったのを見て母が「昔から出る杭は打たれるっていうからね、罰が当たったんだよ」と聞いて、本当にそうなんだと感じていました。

 

世の中であまりに出しゃばったことをすると神様が罰を与える。

親や祖母にもそう言い聞かされてきました。

 

だから、世の中で神様は目には見えなくとも、何かあれば神様の影響があると思っていました。

 

でも今、ホリエモンさんは人生辛いわけではありませんよね!?

とても活躍されているし、捕まって刑務所に入っていた経験を逆に生かしています。

 

自分は勘違いをしていたんだと思います。

 

ホリエモンさんはたくさん行動を起こしていました。

成功者は行動力があります。

だから壁にぶち当たることもあります。

その時にこそ、めげずに頑張れるか、神様は見ているんだと思います。

ホリエモンさんの時は、捕まった時がその時だったのかもしれません。

 

そう感じるのは、知り合いのスピリチュアルの先生からそう教えられたからです。

「神様はお願い事しても叶えてくれるわけではないんです」

「本人の99%努力があって、残りは1%の運、この運が良い運として神様が助力してくれるんです」

 

やはり努力なくして何もなし得ない、当たり前ですよね。

 

あと先生はこうも言っていました。

「仏様と違って、神様は厳しいです」

「頑張っている人にあえて試練を与えたりします」

「でもその時に、その人がどうするのかを見ています」

 

その時に神様が厳しい方だと聞いて少し萎えましたが、だからこそ苦しいときにこそ頑張りを見てくださるのというのは、逆に言えば個人の信仰心が高ければそれだけ、励みにも勇気にもなるということだと思います。

 

陰で頑張っていても、神様はしっかり見てくれている。

そこにやましい気持ちがあってはいけないと思いますが、勇気になると思って励んでいけば、気づけば結果になっているのかと思います。

 

こういう話をすると、宗教とかスピリチュアルに変に凝ってしまっている、と思われるかもしれませんねw

 

でも自分は神様というか、宇宙の法則と言うか、そういうまだ解明されていない法則のような力があるんだと思います。

 

自分は神様がいると思って、毎日個人的にお祈りを習慣としてきました。

 

自分の場合はこれからが頑張りどころ。

 

とにかく、親に理解が得られるように成長してからフリーランスになる。

 

その方が確かに現実的ではありますが、そうなる前に自分はとっくに崩壊しています。

 

本当に苦しいから会社を辞めたい。

そんな話を親にしたところで、どうやって生活するんだ?と言われるだけです。

 

確かに現実的に食べていくことは厳しいです。

でも心が崩壊しそうな時にそんなことは考えていられない。

 

人間は心がある、心が死んでいては生きていくことなどできない。

 

何より、心の声を聞くことが人間にとって一番大事なことだと思います。

 

私にとって心の声とは、

「会社の中で縛らずに、フリーランスになって生きて行きたい」

フリーランスも大変ですが、自分に選択権があるこの環境、これが全てでした。

 

自分らしく自由に生きて行く、これが自分にとって一番大事なこと。

 

何かになりたいとかは全部二の次。

まずは自由な環境でいること。

フリーランスになって本来の心と自分を取り戻し、人生再スタートをきる!

だから先にフリーランスの環境になってしまうことが自分には必要なことでした。

 

あとはフリーランスの環境で生活できるよう、経済面を確立していくこと。

その先で本当の目標や夢が明確になってくるのだと思います。

 

これだから当然親には本当のことを話せません。

親には家賃を下げたいから引っ越しする、職場は近い所に異動させてもらうと嘘を言いました。

 

神様はこの嘘をついたことで罰は与えたりしないと思います。

自分に必要な環境に身を置いたことで、そこからどう頑張れるか?

ここにすべてかかっていると思います。

ここを神様は見ておられるのだ感じています。

 

 

第1章と言っておきながら全然ストーリーが進んでおりませんが、今回は自分の人生再スタートに向けての心の整理をつけさせていただきました。

 

次回は引っ越しを決めて、そこから地獄を感じたのでそこに触れていていきます。

 

読んでいただきありがとうございました。

少しでも同じ気持ちの方がいたら、自分の経験から何かを得ていくきっかけになったら幸いです。